お知らせ

地域共生により持続可能な経営に取り組む株式会社木村牧場様に対する協調融資について

ニュースリリース
2022年5月19日

 青森銀行と株式会社日本政策金融公庫青森支店農林水産事業(事業統轄 高宮 宣久)(以下、日本公庫)は、株式会社木村牧場様(本社:つがる市 代表取締役 木村 洋文)に対して、協調融資を行いましたので、お知らせいたします。

 木村牧場様は、青森県内有数の大規模養豚業者で、昨今の飼料高騰と主食用米の需要減少を10年以上前から見据え、地域のコメと食料残渣を飼料に活用することで高い飼料自給率を実現するとともに、地域稲作農業基盤の維持とフードロスの削減に大きく貢献しております。また近年では、目まぐるしく変化する外部環境に柔軟に対応していくために、地域人材の積極的な採用や福利厚生の充実など、人的資本投資について特に重点的に取り組んでおります。

 今回木村牧場様は、既存の木造農場において肥育舎を2棟増設し、地域の周辺環境や飼養する豚の衛生環境および従業員の労働環境に最大限に配慮した最新鋭設備の導入を計画しました。当行ならびに日本公庫は、本計画について、事業規模の拡大のみならず、地域共生の中で飼養成績の向上と従業員の作業効率改善が実現される点を高く評価し、設備資金等を協調融資いたしました。

 今後とも、青森銀行と日本公庫は相互に連携し、地域経済の活性化を図るべく、最適な金融支援や本業支援を実施してまいります。

<ご参考>

以上