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ニュースリリース

むつ市によるESCO事業を活用した街路灯LED化事業に対する取り組みについて

平成28年7月15日

青森銀行と株式会社みちのく銀行(取締役頭取 髙田 邦洋)は、むつ市の街路灯LED化事業において、ESCO事業を実施する下北郡電気工事工業協同組合(青森県むつ市/理事長 川下 政男)に対し、協調にて資金供給を実施いたしましたので、お知らせいたします。

 

むつ市では、平成20年3月に策定した「むつ市地球温暖化対策推進実行計画」を基に、低消費電力・長寿命のLED街路灯の推進を図っています。今般、むつ市が管理する街路灯について、一斉にLED化を目指すことを決定し、民間事業者の優れたノウハウを活かした施工・維持管理・資金調達等が期待できるESCO事業を採用、事業実施に至ったものです。

 

本事業は、むつ市が管理する街路灯約8,400灯について、ESCO事業者である下北郡電気工事工業協同組合が、ESCO契約に基づき、10ワット以下のLED式街路灯への取替え工事、維持管理業務および省エネルギー量の検証業務等を行い、10年間にわたる契約期間中において、その省エネルギー効果をむつ市に対し保証するものです。なお、事業実施にあたり、むつ市は工事・維持管理等を地元業者に発注しています。

むつ市では、本事業を地方創生に向けた取り組みの一環と位置付け、地域経済活性化を後押しします。

 

ESCO事業を活用した街路灯LED化事業については、近年全国各地の自治体で数多く取り組まれていますが、当行においては、同様のスキームに対する融資として、弘前市、青森市に続き、本件が3事例目となります。

 

当行では、今後も地域金融機関として、積極的な資金供給を通じ、地域の省エネ推進をサポートすることで、地域経済の発展に貢献してまいります

  

【ESCO(エスコ)事業とは】

ESCOEnergy Service Companyの略。

「省エネルギー」を民間の企業活動として行い、顧客にエネルギーサービスを包括的に提供するビジネス。

ESCO事業者は工場やビルの省エネルギーに関する省エネ診断、方策導入のための設計・施工、導入設備の保守・運転管理、事業資金の調達など包括的なサービスを顧客に提供し、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現し、その結果得られる省エネルギー効果を保証する。

省エネルギー改修にかかる費用は光熱水費の削減分で賄い、ESCO事業者の利益は、顧客の省エネルギーメリットの一部から報酬として享受する。

 

 【本件スキーム】

 

 

【事業者概要】

組合名

下北郡電気工事工業協同組合

代表者

川下 政男

所在地

むつ市中央2丁目9-23

概要、

取り組み

・下北郡電気工事工業協同組合は昭和27年9月に設立し、現在むつ市および下北郡の電気工事業者23社により事業運営をしております。

・むつ市とは、平成23年6月に「災害時における電気設備等の復旧の協力に関する協定」を締結いたしました。災害発生時には電気設備等の復旧を円滑に行い、公共施設・避難施設等の維持運営と迅速な応急対策を図ります。

 

以上

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