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ニュースリリース

県内初となる廃棄物を活用したバイオガス発電施設の建設~県南環境保全センター株式会社様に対する協調融資について~

2020年4月30日

青森銀行は、県南環境保全センター株式会社様(代表取締役 佐藤 正樹)が十和田市相坂下夕川原地区にて実施するバイオガス発電事業(以下、「本事業」)について、SDGsに対する取り組みの一環として、当行主導による協調融資を実施したことをお知らせいたします。

 

同社はこれまで、水産加工や食品加工の工場から排出された有機汚泥を受入し、堆肥化施設にて発酵処理に取り組んできました。今般、有機汚泥の受入が処理限界容量に近づいている状況を鑑み、新規の処理依頼にも対応できる体制を構築するために、本設備を建設することとしました。

 

本設備の建設により、有機汚泥や生ごみの処理能力が最大120t/日(従来の約4倍)まで拡大し、地域資源を最大限活用する地産地消型エネルギーシステムとして地球温暖化防止に貢献し、環境負荷の低減が図られます。また、本事業は有機汚泥を発酵させた際に発生するメタンガスを燃料とし、発電した電気を再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用して売電を行います。

なお、「水産加工や食品加工で生じた有機汚泥を活用するバイオガス発電事業」は県内で初の取り組みとなります。

 

当行では、今後も地域経済の発展に向けた先駆的事業への資金供給を通じ、地域企業の支援と産業活性化に貢献してまいります。

 

◆企業概要

会社

県南環境保全センター株式会社

代表者

佐藤 正樹

本社所在地

青森県十和田市大字三本木字野崎40番370

設立

1968年7月22日

業種

一般廃棄物処理業

主な事業内容

・浄化槽保守点検、清掃

・公共下水道処理施設維持管理

・一般廃棄物及び産業廃棄物の収集、運搬

・中間処理、発酵肥料製造

 

◆事業概要

設備名

バイオガスエネルギーとわだ(B-GET)

設置場所

青森県十和田市大字相坂字下夕川原221番地

運営主体

県南環境保全センター(株)、(株)県南環境

敷地面積

5,484.52

設備能力

有機汚泥処理量 80t/日

発電規模

600kW

年間発電量

約525万kWh(一般家庭1,100世帯相当)

設備稼働時期

2020年6月(予定)

 

◆協調融資概要

総事業

22億円

資金使途

バイオガスプラント及び発電施設建設資金

参加金融機関

当行

株式会社日本政策金融公庫

あおぎんリース株式会社

 

◆該当するSDGs

 

 

◆施設イメージ図

 

◆プロジェクトスキーム図

 

 

以上

 

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