「つがるもち麦」の商品化に向けた支援~産官金連携による6次産業化・短命県返上への取組み~
ニュースリリース
2020年4月 1日
青森銀行では、SKファーム株式会社(本社:つがる市、代表取締役 小舘 誠一)に対し、「つがるもち麦」を製造するための大麦精麦工場新設資金について融資を行いましたのでお知らせいたします。
SKファーム株式会社(以下、当社)は、1985年設立の「小舘大根生産組合」を前身とし、地域の耕作放棄地を再生しながら規模拡大に取り組んでおり、現在では400haを超える広大な農地において、大根・大豆・そば・にんじん・にんにく・大麦等、多様な作物を生産する、地域中核の大規模農業法人です。
このたび、当社が商品化した「つがるもち麦」は、当社および協力農業法人が生産するもち性大麦新品種「はねうまもち」を原料として使用しております。「はねうまもち」は、原品種に比べてもちもちした食感が強く、β-グルカン含有量が1.4倍多いという健康機能性を有していることが特徴です。
青森銀行では、多くを北米からの輸入に依存しているもち性大麦を青森県内で生産すること、そして6次産業化により付加価値を創出すること、加えて健康機能性を有する「はねうまもち」を原料として使用することで、「短命県返上」にも資する取組であることを高く評価し、融資のみならない幅広い支援を展開することとしました。
なお、大麦精麦工場の新設にあたっては、農林水産省の「食料産業・6次産業化交付金(加工・直売施設整備事業)」も活用しております。
今後とも、青森銀行では第16次中期経営計画に基づき、地域・お客さま本位でのコンサルティングを実践し、地域の発展に貢献してまいります。
【大麦精麦工場の概要】
住所 | 青森県つがる市柏広須照日98 |
建物 | 鉄骨平屋建 720㎡ |
竣工日 | 2020年3月31日 |
【商品画像】
【取組スキーム】
以上